粗大ごみ処理フロー
粗大ごみ処理施設系統図
ピット・ごみクレーン
搬入された粗大ごみを一時貯留します。 貯留できる容量は、370立方メートル貯留出来ます。
また粗大ごみクレーンにより、ピット内の粗大ごみを破砕選別設備に投入します。 ごみクレーンは、自重2.3トン、定格荷重0.8トンです。
一次磁選機
破砕選別設備は、鉄類、アルミ類、可燃ごみ等に分類するわけですが、この磁選機は磁石を利用し鉄類を選別しています。
アルミ選別機
このアルミ選別機は、筒状の磁石を高速に回転することで高速磁界を作り、磁石のN-N極、S-S極の反発を利用し、アルミ類を選別しています。
粗大ごみ中央制御室
粗大ごみ処理施設の中央制御室です。
投入された粗大ごみの、破砕選別工程への投入量や、各機器で選別されているかを監視しています。
破砕機
投入された粗大ごみを、大きなハンマーで破砕しています。
ハンマーは、約36Kg/個の重さがあり、これを24個取り付けた破砕機を高圧6,600V、300KWの電動機で回転させて破砕しています。
ハンマーの回転スピード(周速度)は、50m/秒に達します。
鉄・アルミプレス機
破砕選別された、鉄・アルミをプレスします。
処理能力は、3.1t/hあり、プレスした鉄・アルミは資源物として再利用されています。