アップサイクルとは?
「アップサイクル」とは、使わなくなったものの価値を高めて、新たなアイテムに生まれ変わらせることです。大量生産、大量消費、大量廃棄により、製造にかかる資源やエネルギー使用の増加が指摘され、持続可能な社会の実現が課題となっている今、アップサイクルが注目されています。
アップサイクルのメリットとは?
- ごみを減らすことができる
今あるものを「ごみ」にすることなく、新たな価値あるアイテムとして再活用することで、ごみ削減につながります。
- 環境への負荷を軽減することができる
アップサイクルは、不用になったものを捨てずに価値あるものに変えるため、新たな製品を製造するためにかかる資源やエネルギーの抑制につながります。
- ご家庭で気軽に取り組むことができる
空きびんをペン立てとして活用することもアップサイクルです。アップサイクルは、身近に取り組むことのできるサステナブルな選択肢です。
アップサイクルのアイデアを紹介します
ペットボトルキャップを使ってアクセサリー作成
作り方
1 ペットボトルキャップを集めます。
2 ペットボトルキャップをニッパーなどを使って細かく切り、パーツを作ります。
3 たくさんの色のパーツを作りました。
4 アイロン台の上にクッキングシートを広げ、アクセサリー用のフレームを置きます。
5 フレームの中にペットボトルキャップのパーツを自由に置きます。
6 5の上にクッキングシートをそっと被せて、 高温~中温(スチームなし)にセットしておいたアイロンで押さえます。熱でパーツが溶けるので、20秒ほど経ったらアイロンを外し、触らずにそのままの状態で冷めるのを待ちます。
7 軍手を着用し、 クッキングシートを剥がします。熱いのでやけどに注意してください。
(隙間が空いてしまったら、さらにパーツを足して、6の手順によりアイロンで熱を加えます。)
8 軍手を着用したまま、枠を裏返します。熱いのでやけどに注意してください。
9 裏側も5~7の手順を繰り返します。
10 きれいな柄になりました。枠からはみ出た部分をカッターで切り取ったら出来上がりです。ヒモやチェーンを付けてキーホルダーやアクセサリーとして楽しむことができます。
ペットボトルでビーズ作成
用意するもの
- ペットボトルの本体部分(炭酸飲料用の丸いものがおすすめです)
- カッター
- マジック、ポスターカラーやマニキュア(ビーズに自由に絵や色をつけます)
オーブントースター - アルミホイルやクッキングシート
作り方
1 ペットボトルを写真のように3つに切り、中間部分を切り取ります。
2 縦方向に長い長方形状に細かく切ります。
3 切ったペットボトルのパーツに好きな絵や模様を描きます。
4 アルミホイルやクッキングシートに乗せて、トースターで温めます。
5 しばらくするとペットボトルのパーツがくるんと丸まります。
6 完成です。熱いので、やけどに注意して取り出してください。
ペットボトルでクリアなブレスレット作成
用意するもの
- ペットボトルの本体部分(おすすめは、2ℓの炭酸飲料用ボトルです)
- カッター、はさみ
- 軍手
- マスキングテープやふせん
- マジック、ポスターカラーやマニキュア(ブレスレットに絵や色をつけます)
- アイロン(衣類用)
- アイロン台
作り方
1 ペットボトル本体の中間部分を好みの幅になるようにカットします。ふせんやマスキングテープを目印として巻き付けて、カッターで切り込みを入れてからはさみを入れていくと切りやすいです。
2 切ったペットボトルのパーツに好きな絵や模様を描きます。
3 高温~中温(スチームなし)にセットしておいたアイロンに、ペットボトルのパーツの切り口を当てます。 ペットボトルのパーツ をくるくると回転させながらまんべんなく熱を加えると、切り口がきれいに丸まっていきます。この時には、 熱いのでやけどに注意し、軍手を着用してください。
4 腕に通せるブレスレットの完成です。腕に通す前に、切り口がなめらかになって危険がないか確認してください。