基幹的設備改良事業に至った背景

蓮田白岡衛生組合では、ごみ処理施設(ごみ焼却施設及び粗大ごみ処理施設)の定期的な維持管理を行い、ごみの安定的な処理に努めてきましたが、平成7年に竣工して30年以上が経過し、経年劣化による老朽化が進んでいることから、定期的な維持管理や修繕では、ごみの安定的な処理を継続することが困難な状況になりつつあります。

そこで、令和4・5年度にかけて、当組合の構成市である蓮田市・白岡市の環境担当課及び財政担当課並びに蓮田白岡衛生組合とで「蓮田白岡衛生組合ごみ処理施設整備基本構想検討委員会・専門部会」を設置し、「新設・リニューアル・再延命化」の3パターン×「交付金を使用する・しない」の2パターン、計6パターンの整備方針について検討・検証しました。

その結果、委員会における評価が最も高く、また、別途実施した建屋健全度調査結果において、「建屋も必要な補修を行えば、プラントの延命化目標である20年を超えて30年程度の使用可能」との結論が得られたことから、「焼却施設を再延命化し交付金を使用する」パターンを当組合のごみ処理施設の整備方針として決定しました。

詳細については以下のリンクをご覧ください。

蓮田白岡衛生組合ごみ処理施設整備基本構想(概要版)

循環型社会形成推進地域計画

令和7年度から令和11年度までの5年間を計画期間とする循環型社会形成推進地域計画を策定しました。

循環型社会形成推進地域計画

事業スケジュール

年度ごみ焼却施設粗大ごみ処理施設
令和5年度・ごみ処理施設整備基本構想の策定
令和6年度 ・一般廃棄物処理基本計画の改定
・循環型社会形成推進地域計画(第1期)の作成
・長寿命化総合計画の作成
令和7年度 ・費用対効果分析書の作成
・発注仕様書の作成
令和8年度 ・基幹的設備改良工事の入札、契約締結
・実施設計
令和9年度 ・基幹的設備改良工事 ・長寿命化総合計画の作成
令和10年度 ・基幹的設備改良工事
令和11年度 ・基幹的設備改良工事 ・発注仕様書の作成
・費用対効果分析書の作成
・一般廃棄物処理基本計画の策定
・循環型社会形成推進地域計画(第2期)の作成
・基幹的設備改良工事の入札、契約締結
令和12年度 ・実施設計
・基幹的設備改良工事
令和13年度 ・基幹的設備改良工事
令和14年度 ・基幹的設備改良工事